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山中教授ES細胞論文「正しい」 生データなく謝罪

記事要約

京都大の山中伸弥教授が海外の学術誌に2000年に発表した論文の画像や図表にインターネット上で疑義が指摘され、京大iPS細胞研究所が28日、「論文の報告内容が正しいことに疑いはない」とする調査結果を発表した。山中教授は記者会見し、関連の生データの一部が自身のノートから発見できなかったと明かし「研究者として心より反省し、おわびする」と話した。論文は、さまざまな組織や細胞に変化するマウスの胚性幹細胞(ES細胞)を使った解析データ。画像の類似や、図表のデータが整い過ぎており不自然との疑義が出ていた。

疑問

どうして確実な証拠がないのに論文を発表したのか。不自然なデータをだすことでマスコミなどに取り上げられる恐れはなかったのか。

考え・主張

STAP細胞の時の小保方さんから始まり最近は論文などの科学者への指摘や批判のニュースをよく見かけます。発表した論文に不自然な点などがあったら取り上げられると思うのですが、私はマスコミの取り上げ方に強い不信感を抱きます。世の中にはいろいろな情報が多く流れているので、正確な情報を見極めて自分の考えを大切にしていきたいです。今回の山中教授の件では、早急に確実な証拠を発表し論文を正しいものにしてくれたら、と思います。