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ブラックバイト許すな 被害の北海道大生らセクハラなど体験報告

記事要約

北大生らでつくる労働組合「札幌学生ユニオン」は27日、アルバイトで違法な長時間労働などを強いられる「ブラックバイト」の実態と対策を学ぶ「学生のための労働法講座」を札幌市北区の北大で開き、被害に遭った学生が実体験を語った。 共同代表の下郷沙季(しもごうさき)さん(北大4年)は大学1年の時に勤めた飲食店で、店長から友人を客として連れてくるようノルマを課され、セクハラ被害も受けたことを報告。「失敗したら体を触られると思い、怖くて震えながら働いた。嫌なことにははっきり声を上げようと思った」と、ユニオン結成に至った思いを語った。 別の北大4年の女性は、飲食店を退職時に有給休暇分の給料が半額しか支払われず、店長から「法律を全部守れるわけがない」などと言われたことを報告した。札幌弁護士会の加藤正佳弁護士は労働法が定める権利について講義し、「法律を学び、『これはおかしい』と思える感覚を養ってほしい」と語った。会場には北大の新入生や一般市民ら約20人が集まり、真剣な表情で耳を傾けた。ユニオンの小川遼共同代表(北大3年)は「ほかの大学にも活動を広げたい」と話していた。(大城道雄)

疑問

問題のあるアルバイト先はその後どう処分されたのか。被害者はほかにいないのか。

考え・主張

つい先日は従業員が非常識な行動を写真で撮影し、それをTwitter上にアップして問題となった。今回の件はある意味その逆で、私もアルバイトをやっているので信じられないと思った。セクハラの件もお給料の件も人として許せない。